Tips

---------------------------------------

---------------------------------------

EZ tips

古いDuoシリーズでキー入力できない文字があるのを直す方法(97/4記述)
例えばDuo210や230等をいまだにお使いの方で、スペースが入力しにくいとかMだけ入力できない等のトラブルに見舞われている方は多いことと思います。
普通はキーボードを新品に交換することで対処するのでしょうが、ここではそんなお金は出せないという方のために、ほとんどただで直す方法を紹介します。
ただし、本当は新品の(Revisionが新しい)キーボードと入れ替えた方が快適であろうということと、この方法を用いたことによる不慮の事故に関しては私は一切関知できませんので、予めお知りおきください。

必要なものはT-8精密ドライバ、接点復活剤のみです。
東急ハンズに行けば、両方揃います。
地方でもホームセンター等で売っているかもしれません。
接点復活剤はいろいろありますが、私の場合は「Philips社製390CCS ContactCleaner」というものを使用しています。
同じくPhilips社のDCS Degreaser Cleanerという油脂分解剤やシリコンオフ等を併用すると効果的だと思います。
上記の入手が困難な場合は、オーディオ用の接点復活剤(オーディオテクニカ社等)でもOKでしょう。

さて、本題に入ります。
まずはDuoからキーボードを取り外します。
作業前には静電気に気を付けてください。
私の場合、水道管に手を触れて身体の静電気を逃がす程度ですが、本当は身体の一部を作業中はアースするようにすべきでしょう。
Duoの蓋を閉じバッテリを抜いた状態で、底面のキーボードを固定している三つのネジをT-8ドライバで外します。
前の方の一つは外さなくても結構です。
Duoの蓋をゆっくりと開け、キーボードを丁寧にちょっと上に持ち上げ、手前に裏返します。
次に、キーボードとマザーボードを繋いでいる二本のフイルムケーブルを外しましょう。
マイナスの精密ドライバのようなもので、マザーボード上のコネクタのそれぞれの両端を後ろ側に丁寧にずらします。
左右均等に十分後ろにずらしたら、フイルムケーブルを丁寧に外します。
この時、マザーボード上のチップにはなるべく手を触れないように気を付けましょう。
このように二本のフイルムケーブルを外してから、キーボードを外します。
キーボードを外したDuoはどこか安全な場所に置いておきます。

いよいよキーボードの分解です。
キートップを外しましょう。
外す前にはどこにどのキーが付いているかを控えたりしましょう。(組立時に困ります。)
他のキーボードがあれば、それを参考にするのも良いかもしれません。
キートップはちょっと斜めにする感じで上に引き上げると外れます。
あまり強引にやるとキートップの付け根を痛めますが、あまり丁寧にやっても外れにくいこともあります。
このようにすべてのキートップを外します。
スペースバーやリターンキー等は針金状の支えが付いていますので、気を付けてください。
また、針金状の支えが付いているキーに関してはどのようにキートップと針金状の支えがくっついているかを覚えておいてください。(これも組立時に悩みます。)
分離したときにわからなくなってしまうといけないので....
こうしてすべてのキートップを外します。
疲れましたか?

続いて、グレーのラバーシートを取り去ります。
さらに、セルシートを取り去ります。
二枚ともです。
どちらが下にあって、どの面が上かを覚えておいてください。
また、CapsLockの部分には小さなLEDが付いているので、十分気を付けてください。
下手にすると簡単に外れてしまいます。
その気になればこのLEDを別の色に交換したり...なんていう下らない改造もできますよ。

ついに接点復活剤の出番です。
液剤が飛び散っても良いような場所で、なるべく薄く均等にセルシートの上面にスプレーします。
スプレーしたら接点を掃除するわけですが、私は使い古しの歯ブラシ等を利用してごしごし擦ります。
入力が難しかった部分は特に念入りに擦ります。
歯ブラシで擦るのが恐いという人は、綿棒等を利用します。
十分に接点の掃除が終わったら、乾燥した綺麗な柔らかい布で残った液剤を綺麗に拭き取ります。
私の場合、水道でジャブジャブ洗いますが、これは勇気のある人だけやってください。
ついでにグレーのラバーシートも掃除してあげましょう。
特に裏の黒いリング状の部分はキー入力に重要な役目がある部分なので、ここも綺麗に掃除してやります。
私の場合、ラバーシートも水道でジャブジャブ洗います。

さて、掃除が終わったら完全に乾燥した後で、組立を開始します。
絶対に水気が残っている状態で組み立てないでください。
組立は分解の逆の手順です。
スペースバーなどのキートップを取り付ける際はキーボードの溝に支えの足がきちんと収まるように、気を付けて作業します。
完全に組みあがったら、キー入力を試してみてください。
直りましたか?
直らない場合はもう一度掃除し直すか、あきらめて新しいキーボードに換えてしまいましょう。

上記の方法に関してご意見ご感想などございましたら、お気軽に
メールでお知らせください。
ただし、「このやり方を実践したら壊れたから何とかしろ!!」等の苦情はご勘弁ください。

---------------------------------------
PB1xxシリーズで充電不良を直す方法(97/8記述、98/6一部更新)
例えばPowerBook1xxシリーズ(特に昔の140や170等)お使いの方で、バッテリに充電できなくなって挙げ句には起動できなくなってしまっている等のトラブルに見舞われている方は多いことと思います。
ACアダプタのModel#はM5140ですか?
であればおそらく内部のヒューズが切れていることでしょう。
ACアダプタのModel#がM5651であっても何かの拍子に内部ヒューズが飛ぶこともあります。
マザーボード上のヒューズが切れると、第一にバッテリに充電できなくなってバッテリの残量が減っていきます。
さらにACアダプタのみで起動することも出来ないのではないでしょうか?
さらに放っておくと、バックアップバッテリ(時計などのパラメータ内容を保持するための電池)もどんどん減っていきます。

何でヒューズが切れたのか?というと、大概はACアダプタのプラグ(PB側)の絶縁しているプラスチック部分が劣化してショートしたためです。
初期型のACアダプタの絶縁部分はそろそろ劣化する頃合なのでしょう。
この手の劣化は昔のパワーブックの内部のプラスチック部分でも同じことが言えます。
普通この不具合を修理に出すと、マザーボード交換&ACアダプタ交換でかなりの出費を余儀なくされます。
ヒューズがソケット式になっているRevisionのマザーボードではヒューズのみを交換してもらえるかもしれません。
ここではそんなお金は出せないという方のために、ほとんどただで直す方法を紹介します。
ただし、この方法を用いたことによる不慮の事故に関しては私は一切関知できませんので、予めお知りおきください。

必要なものは基本的にはT-8精密ドライバ、T-10精密ドライバ、5A/125Vのチップ型ヒューズ(あるいは相当品)、ACアダプタのPB側プラグ部分、ハンダごてのみです。
5A/125Vのチップ型ヒューズの入手が困難な場合はこれに準じるものでも構いません。
ただし、5Aという点は守った方が良いでしょう。
ちなみに安易にここを短絡させて、不良のACアダプタを使うと煙や火が出るかもしれませんので、ご注意ください。
例えば、秋葉原の千石電商1Fで売っている普通の抵抗のようなヒューズ(\360)なんかでも良いかと思います。
もしくは、ヒューズソケットを配線して取り付けてもOKですが、モデムを内蔵していたりすると内部の置場所に困るかもしれません。
ACアダプタのPB側プラグ部分は何か他のACアダプタのプラグでぴったりのものがあれば、そちらを流用してもいいでしょうし、単品で探す場合にはPBのACアダプタを持参して同じもの(に近いもの)を秋葉原や大阪日本橋のパーツ屋か東急ハンズ等で単品購入します。

さて、本題に入ります。
まずはPBの解体を始めます。
作業前には静電気に気を付けてください。
PBの蓋を閉じバッテリを抜いた状態で、底面の四つのネジをT-10ドライバで外します。
次に後部のI/Oドアを外し、この付近の皿ネジ一つをT-8ドライバで外します。
PBをポートの方からゆっくりと開け、内部を覗いてインターコネクトケーブルを外します。
後は丁寧に前の方も外せばOKです。
液晶側の上半分はどこか安全な場所に置いておきます。

続いて下半分の部分から(機種によって多少異なりますが)、メモリカード、カズンカードを外します。
内蔵モデムがある場合はこれも外します。
さらにT-8ドライバでドーターボードを留めているシルバーのトルクスネジを4本外します。
丁寧にドータボードを外します。
この際コネクタの位置を確認してあくまでも丁寧に作業しましょう。
ドーターボードを外すとやっとマザーボードが見えてきます。

ヒューズはマザーボード上にあり、バッテリターミナル付近のF1と書かれたところにあります。
テスタか何かがあればヒューズの導通チェックを行ってみてください。
切れていますか?
このヒューズを交換すればOKです。
まわりのケーブルやチップには十分気をつけて作業しましょう。
私の場合は念のため、マザーボードを外して行いますが、この辺はそれぞれお好きな方法で交換してください。
マザーボードを外す場合はソケットレンチが必要になります。
交換したら今までと逆の手順で組み立てましょう。
うまくいきましたか?

最後に仕上げのACアダプタのプラグ交換です。
まずは不良(と思しき)ACアダプタのプラグ部分をちょん切ります。
断面は白と黒の二本の線がありますね。
白い方がプラグの外側、黒い方がプラグの内側に繋がっていました。
よって、これを絶対に間違えないように新しいプラグに接続します。
ここで、しくじると大失敗しますから必ず白と黒がショートしていないことを確認してください。
ACアダプタですから接続後は導通チェックが出来ませんから、とにかくショートさせないようにきちんと線を繋ぎます。
終わったら、繋いだ付近はきちんと絶縁しておきましょう。
これで終わりです。

マザーボードのヒューズ交換はあまり失敗しようがないと思いますが、ACアダプタのプラグ交換は(特にプラグのみを交換する場合)かなり細かい作業になりますし、十分注意が必要です。
もし、自信がないときはACアダプタのみ別途購入した方が無難と言えます。
直らない場合はもう一度きちんと作業できているか確認してみて、これでもダメな場合には、あきらめて新しいパワーブックを買いましょう。
ただし、単にバッテリが完全に死んでいるだけの可能性もありますから、この辺は生きたバッテリを調達して動作確認してみましょう。

上記の方法に関してご意見ご感想などございましたら、お気軽に
メールでお知らせください。
ただし、「このやり方を実践したら壊れたから何とかしろ!!」等の苦情はご勘弁ください。

---------------------------------------
PB1xxシリーズのインターコネクトボードを直す方法(97/11記述)
PowerBook1xxシリーズを今も現役でお使いの方も多いことと思います。
となるとメモリやハードディスクの増設、モデムの内蔵等のグレードアップも必須となりますよね。
自分でこれらの増設作業を行い(まくり)、その後PowerBookが不調になってしまったことはありませんか?
(キーボードは問題ないのに)キーボードで入力出来ない文字が出てきたり、(バックアップバッテリは問題ないのに)PRAM内容が保存できなかったり、液晶画面が不調になったり...
インターコネクトボード上のフラットケーブルに断線が起きると、様々な不調が現れます。
インターコネクトボード上のフラットケーブルとはパワーブックを開けるときに最初に外すあれです。

普通この不具合を修理に出すと、インターコネクトボード交換でかなりの出費を余儀なくされます。
2万円以上かかるのではないかと思います。
ここではそんなお金は出せないという方のために、ほとんどただで直す方法を紹介します。
ただし、この方法を用いたことによる不慮の事故に関しては私は一切関知できませんので、予めお知りおきください。

必要なものは基本的にはT-8精密ドライバ、T-10精密ドライバ、60芯あるいは72芯のハーフピッチフラットケーブル、万力のみです。
PB140/145/145B/150/170は60芯、PB160/165/165c/180/180cは72芯のハーフピッチフラットケーブルです。
ただし、どこのパーツショップでも売っているようなメジャーなケーブルではないので、足で探す努力と多少の工夫が必要です。
Wide SCSI等用のフラットケーブルは68芯のハーフピッチですからこれを流用するという手もあります。
秋葉原の千石電商BFでは60芯のハーフピッチフラットケーブルが取り寄せ間違い品として売っていました。
もし、欲しい芯数のケーブルが見つからなくても、それ以上の芯数のものがあれば松茸を裂くように裂き切ってしまえばいいので問題ありません。
欲しい芯数以下のケーブルしか見つからない場合は分割して使うようにします。
万力はなければプライヤ等で代用しても構いません。

さて、本題に入ります。
まずはPBの解体を始めます。
作業前には静電気に気を付けてください。
PBの蓋を閉じバッテリを抜いた状態で、底面の四つのネジをT-10ドライバで外します。
次に後部のI/Oドアを外し、この付近の皿ネジ一つをT-8ドライバで外します。
PBをポートの方からゆっくりと開け、内部を覗いてインターコネクトケーブルを外します。
後は丁寧に前の方も外せばOKです。
マザーボード側の下半分はどこか安全な場所に置いておきます。

続いて上半分の部分のインターコネクトボードに接続されているキーボードからのリボンケーブル、液晶に繋がっているリボンケーブルを外します。
次にT-8ドライバを使って輝度調節のつまみが付いているボードを外します。
そしてさらにT-8ドライバを使って目的のインターコネクトボードを外します。

さて、ついにケーブル交換作業です。
まず、インターコネクトボードのフラットケーブル接続部を固定しているプラスチック製の押さえ部品を精密マイナスドライバ等で丁寧に外します。
この作業は本当に丁寧にやらないと簡単にプラスチック製の押さえ部品の爪を折ってしまいます。
万一、折れてしまったら「別にいいや」と思ってください。
押さえ部品を外したら、フラットケーブルをゆっくりはがします。
次はフラットケーブル先端のコネクタ部分を外します。
こちらはボード側より簡単に外せることと思います。
こつは金属製の押さえの隙間に精密マイナスドライバ等を差し込むことです。
金属製押さえとプラスチック製部品を外したら同じ要領でフラットケーブルをはがします。
うまくいきましたか?

ここで、フラットケーブルに刺さっていた金属製の針状の部分を良く確認し、曲がっていたり幅が広がっていたりする部分はラジオペンチ等で修正しておきます。
用意した新しいフラットケーブルをきちんと芯線に対して垂直に切断し(長さは装着されていたケーブルと同じ長さかやや長めに)、先程外したコネクタに位置合わせしながらあててみます。
コネクタの針状の部分がきちんと一本ずつフラットケーブルに咬んでいることを確認しながら、万力等を用いて圧着します。
同様にボード側も圧着します。
外すときにボード側の押さえ部品の爪が折れてしまった人は、圧着に使用した後は部品は装着しないでおきます。
というのは爪が折れた部品は中で外れてしまうからです。
代わりにビニールテープ等で絶縁対策を施しておきます。
これで終わりです。
あとは、逆の手順で組み立てて完成です。
動作を確認してみてうまくいっていない場合は、フラットケーブルの噛み合わせが不十分であることが考えられますので、また新しいケーブルを使うか圧着部分を切断して再挑戦しましょう。

上記の方法に関してご意見ご感想などございましたら、お気軽に
メールでお知らせください。
また、ハーフピッチのフラットケーブル(72芯以上の幅のもの)を売っているお店等発見された方はお知らせいただけると幸いです。
ただし、「このやり方を実践したら壊れたから何とかしろ!!」等の苦情はご勘弁ください。
---------------------------------------
Mail UsContact UsTop PageRight ArrowTop ArrowLeft ArrowFull Navi